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エリザベート
 歴史モノの舞台を見る前は軽く予習します、頭わるいので。参考までに『ルドルフ The Last Kiss』の時に読んだ資料を挙げておきます。

『ハプスブルク物語』 池内紀、南川三治郎
写真が多くて読みやすい。王冠とか肖像画とか色々。代々、口元に特徴のある王家ということがわかります。世界史の資料集的な扱いで、パラパラ見てると楽しいです。

『ハプスブルクの実験 多文化共存を目指して』 大津留厚
HASSの中で、フランツのセリフに「私の帝国内で諸民族は平等だ」とかいうのがありましたが、歴史的背景やハプスブルクの目指していた国家体制とか、そうゆうのを前もって理解しておくのに役立ちました。まぁ、今はEUがあるんだけどねってゆう流れが何となくわかっている方には必要が無いかもしれません。何となくもわかってなかった私は「なるほどー」と思いました。

『ルドルフ −ザ・ラスト・キス−』 フレデリック・モートン
一応これが原作ですが、これは一番読む必要が無かったと思います。同じ時代を生きた人間についてつらつらと並行して書いてるだけで、何だかやけに読みにくかったです。帯の井上くんとれなちゃんが可愛いな、ってだけで充分。授業中、資料集に載ってない時に配られる副副教材のプリント、ぐらいのレベルで。私は読みにくい文章が好きなので何度か読みましたけど。

『エリザベート』は、これに演出の小池先生が書かれた『エリザベート 愛と死の輪舞』を読んでおけば完璧です。あんまり資料読み込むと、文化的にそれは有り得ないとか、物語が破綻してくる恐れもあるので、適度に勉強します。というか、『エリザベート』を見るならこの一冊だけで充分だと思います。『ルドルフ The Last Kiss』も、割と勉強していったにも関わらず、陳腐な恋愛モノのような作りでガッカリしました。まぁミュージカルだしね。何かもっと、政治的なものを期待してたのに。

個人的には、前もってウィーン版のDVDは見ない方が良いと思います。見るとしても字幕は追わないようにしたいです。翻訳のズレがとても気になるので。これは単に私が「翻訳」というものに対して少し過敏なせいかもしれませんが。ウィーン版のCDも同じで、メロディーを聴く程度にして、和訳は追わないようにしています。全く違うことを言っている部分が多々あるので。まあ別モノと割り切ってます。



***



エリザベート

東宝ミュージカル

愛知 中日劇場
2008年8月3日(日)〜8月28日(木)

脚本・歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽 シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞 小池修一郎

8月5日マチソワ

マチソワでWルド制覇できるのがこの日しか無かったので、張り切って遠征してきました。

・浦井ルド
行儀良くお利口な感じ。線が細くて、気も体も弱い儚げな感じが凄くハマってました。その中に、張り詰めた凛とした空気がちゃんとあって良いです。『ルドルフ The Last Kiss』のファイファーの時も思ったけど、体の使い方がとても綺麗。高音がスコーンと来る曲は合いますね。ルドルフとして綻びが無く仕上がってると思いました。敢えて何か言うとすると、ミルクの時の後ろ髪がもさもさしてて気になった。もっさもさ。

・伊礼ルド
体格のせいか凄く強そうなんですけど、表情の端々に繊細な感じも見えて。力強いルドルフ、というのもまた新鮮な解釈だと思いました。初日としてはまずまずの印象。高音は中々出ないですね。出るようになるのかなぁ…。ダンスは上手く踊れない人だということは知っていたので!顔は踊りきった表情です。

・涼風エリザ
中音で声張ると流浪人でござる。歌は安定していたけど、『私だけに』でベッドの上で髪の毛を持ち上げる仕草。あれ何なんですかね。威嚇?顔は可愛くて好きです。

・朝海エリザ
びっくりしました。なるべく見ない方向で。何というか、歌が仕上がってないです。裏声が素人くさくて何だかなぁ…。今回B席だったのでちゃんとした感想は次回に持ち越し。

・武田トート
オケとの相性が悪い。期待してなかっただけに、思ったより良かったです。「黄泉の帝王」改め「黄泉の小悪魔」とか言っておけば可愛いんじゃないですかね。ウィーン版のマテ・カマラスっぽい方向性を狙ってるのかな?と思いました。運動場のドクトルの衣装とっても似合います。

・石川フランツ
非の打ち所がないです。シシィをリードするときの微笑みがたまらない。結婚式のワルツでは私も本気でフランツを見失いました。
posted by a.k.a. | 01:29 | elisabeth 08-09 | - | - |
エリザベート
 エリザベート

東宝ミュージカル

愛知 中日劇場
2008年8月3日(日)〜8月28日(木)

脚本・歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽 シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞 小池修一郎

キャスト
涼風真世 / 武田真治 / 鈴木綜馬 / 伊礼彼方 他



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8月18日ソワレ

・涼風エリザ
剣心でした。涼風エリザはルドルフの死が悲しいというのもあるけど、それ以上に、ルドルフを死なせてしまった自分に対する後悔が大きいのかな。自分の生き方を否定された事に対するショックの大きさ、みたいなものを感じました。自分が可哀想、すごく可哀想!という印象。自己愛が強いのともまた違う気がします。フランツとルドルフに対する穏やかな拒絶も残酷で好きです。自分本位な生き方してそうで良かった。私の持ってたエリザベート像と重なる部分が多かったです。

・鈴木フランツ
顔芸にびっくりして腕つりました。石川フランツよりマザコン度が高い気がします。鈴木フランツは神経質そうな顔立ちが頑なな物言いに合っててドキドキしました。伊礼ルドと向き合うとお互いに顔芸の応酬で、親子っぽかったです。目に力があるというか、怖い目の人ですね。

・伊礼ルド
ミルクの最後、ちょっとやりきった顔してた。顎はもう少し引き気味にした方が良いと私はいつも思ってます。マイヤーリンクは今日も顔だけでした。『独立運動』後半の中腰から昇竜拳みたいな動きの連続、どうしようもなく面白いです。何でだろう。顎じゃないかな、と私は思ってるんですけど。何か顎が上がってる気がする。この日はやけにダンスが気になりました。カフェで新聞読むシーン、初日は足がもじもじして落ち着きの無い感じでしたが、大分どっしりしてました。今ぐらいの固さがちょうどいいです。

・武田トート
闇広の「王座に座るんだ」のところで般若みたいな顔してて笑うかと思いました。本当びっくりした、何だったんだアレ。相変わらずオケとの相性が悪い。武田トートは出したい(んだろうなぁ、と私が察している)声と実際に出てる声に隔たりがあるので、無理しないで欲しいです。最後のダンスのラストなんか特に、積極的に短く切り上げたほうが良いと思いました。「あのブーツは足首折れそうで怖い」というのが、母親と一致した見解。

高嶋兄に歌ミスがあったような。音響トラブルで地声でセリフ言ってるシーンもありました。デブレツィンの俵さんの歌声が綺麗。オケは管楽器のテンポがズレ気味だった印象。
posted by a.k.a. | 05:46 | elisabeth 08-09 | - | - |
エリザベート
エリザベート

東宝ミュージカル

愛知 中日劇場
2008年8月3日(日)〜8月28日(木)

脚本・歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽 シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞 小池修一郎

キャスト
朝海ひかる / 山口祐一郎 / 石川禅 / 伊礼彼方 他



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8月28日マチネ 千秋楽

・村井マックス
『我ら息絶えし〜』のド頭のミニソロはほぼ確実に外しますよね。それ以外は一挙手一投足が魅力的で本当に大好きです。『結婚の失敗』でのちょっとした手の動きとか視線とか凄くかっこいい。『パパみたいに』リプライズでシシィに向ける悲しげな眼差しもグッときます。

・朝海エリザ
舞台が近いせいか、少女時代の化粧が…(これは両シシィ共通)。しかし、話が進むうちにどんどん綺麗になって、夕暮れの結婚式はとっても美しかったです。歌はやっぱり、うーん…。二幕は悪くなかった気がする。外見のツン、とした雰囲気が高貴な感じで、立ち姿は好きです。そのツンとした感じが伊礼ルドルフのフンッとした感じに似ていて、この二人は似たもの親子な感じがします。涼風エリザがやんわりと拒絶するのに対し、朝海エリザはぴしゃりと跳ね除ける感じ。気位が高そうで、朝海エリザの役作りも結構好きです。

・石川フランツ
ミラクルメイク…!声音の使い分け、姿勢、歩き方、少しずつ変化して上手く老けていく姿には感動します。プロローグでも皇帝の威厳を保ってるように思えます。皇帝の死は描かれていないけど、トートに屈したわけではないんだろうな、と思います。生き意地が汚いというわけではなく、何となく…うーん、上手く言えない。悪夢の石川フランツは凄いです。目を見開いたまま、だんだんと狂っていく感じ。

・高嶋ルキーニ
珍しく、気前よくポストカード撒いてた。

・山口トート
手刀を切るよるな動作が不思議。「エリーザベイー」の「イー」がとても気になります。bethにiの音なんて無いのに。しかし、声がよく通るなぁ。

・伊礼ルド
『HASS』前の「よく見てください」が悲痛で、ゾワゾワしました。カフェで手にした新聞をグシャグシャにしてるのは初めて見ました。マイヤーリンク、武田トートはじわじわ追い詰めてくるけど、山口トートは走ってくるんですね。伊礼ルドは引き金を引くその瞬間まで、生への執着が見えるというか。ギリギリまで死を拒んでいて、でも引き金を引く瞬間はトートの誘惑だけじゃなくて自分の意思も確かにあって、皇太子としての誇りを持ちながら死んでいく感じかな。浦井ルドのマイヤーリンクは「やっと死ねる」って見えるので、これは割と大きく違っているように思いました。最後まで強くあろうとするルドルフ。馬車でエーヤンされてる時なんか、革命起こせうな感じがします。ここら辺『ルドルフ -The Last Kiss-』のルドルフ絶好調シーンを思い出して何だか泣けてきます。強ければ強いほど、心折れてしまう場面は辛い。

posted by a.k.a. | 18:18 | elisabeth 08-09 | - | - |
エリザベート
エリザベート

東宝ミュージカル

東京 帝国劇場
2008年11月3日(月)〜12月25日(木)

脚本・歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽 シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞 小池修一郎

キャスト
涼風真世 / 山口祐一郎 / 石川禅 / 伊礼彼方 / 寿ひずる 他



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11月4日ソワレ

下手側前方だったので、幕が開く前にTDと談笑しながら棺桶に収まる村井さんが見えました。棺桶に入っていく姿すらかっこいい。何だもう梅酒うううう。

・涼風エリザ
少女時代に顎を引いて物凄く上目遣いで相手を見つめるシーンが何箇所かあって、うーん…という感じでした。『私だけに』の髪持ち上げは、持ち上げる量が減って少しは自然になったかも。まだ意味はわからないですけど。歌が安心して聴けるってゆうのは素晴らしいことだと思います。吊り輪の位置が中日より高いような。あれ絶対届かない、と思いました。

・石川フランツ
結婚式で捌ける時にくるくる回るところで「コロコロ~」と音をつけたくなるような動きでした。執務室すごく目がパッチリしてる。両フランツは完成されすぎてて、メイクぐらいしか突っ込むところがないです。そうでなくとも石川さんのメイクには突っ込みたくなる。

・伊礼ルド
全体的に抑えた芝居をしていたのが印象的でした。中日では「死にたくない」っていうのを見ていて凄く感じたし、表情や動きもギリギリまで死に抗っていたのだけれど。この日はマイヤーリンクでTDs扮するマリーに振り回されながら、諦めたような笑顔を浮かべていました。嬉しそうな顔にも見えたし、何も考えたくないようにも見えた。死に魅入られたルドルフってゆうのは演技プランの変更なのかな。独立運動後半から、ひたすら死に向かっているルドルフになってました。最後まで抵抗したのにどうしようもない力に突き動かされて死んでしまうルドルフの物悲しさって新鮮だったのになぁ。
posted by a.k.a. | 13:52 | elisabeth 08-09 | - | - |
エリザベート
エリザベート

東宝ミュージカル

東京 帝国劇場
2008年11月3日(月)〜12月25日(木)

脚本・歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽 シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞 小池修一郎

キャスト
朝海ひかる / 山口祐一郎 / 石川禅 / 伊礼彼方 / 寿ひずる 他



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11月20日ソワレ

・朝海エリザ
一幕『パパみたいに』と『あなたが側にいれば』が鬼門っぽいです。全体的にフラット気味だけど、『私が踊るとき』とルド葬式の熱演には心打たれました。感情の波の高いところは表現が凄く上手いと思う。『皇后の務め』のバトルも好きです。ツンとした強いシシィ像。トートを初めて見たときのぽかんとした表情が少女っぽくて可愛いです。

・石川フランツ
エリーザベー開けてくーれー、で皇帝がドア前で鼻すすってびっくりしました。泣きたくなる気持ちはわかるけど皇帝そこで泣くの?と。単に鼻の調子がおかしかったのかもしれないけど、えええええと思いました。皇帝の人間らしさを初めて見た気がします。いつも悪夢のシーンすら何処か壊れきることのできない感じがあったので。びっくりした。

・伊礼ルド
「よく見てください!」〜『HASS』〜『闇広』の流れは鉄板すぎていつも鳥肌立ちます。『闇広』は歌に集中しすぎて動きがふにゃふにゃしてたけど、『独立運動』は結構踊れてたと思います。もちろん伊礼さん比です。「だが私は反逆者〜…違う!」のところでピシッと相手を制する手の動きが偉そうで好きです。マイヤーリンクでTDsに振り回されるところ、今日は不思議そうな顔で見上げてたのが印象的でした。正体のわからない力に翻弄される戸惑い?状況を飲み込めていないようにも見えました。自殺のシーンは静かに居住まいを正して受け入れた感じ。朝海エリザに縋るシーンが熱かっただけに、死に際の潔さとの温度差が際立ちました。山口トートに対しては縋り付くような印象があります。身長差?

センター席だったので久しぶりに全体を見ることができました。トートが現れると蝋燭の炎が緑色になるんだ、とか。新しい発見があって楽しかったです。高嶋兄の早着替えやら、阿部さんのお腹の中のタオルの増減やら。
posted by a.k.a. | 14:22 | elisabeth 08-09 | - | - |
エリザベート
エリザベート

東宝ミュージカル

東京 帝国劇場
2008年11月3日(月)〜12月25日(木)

脚本・歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽 シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞 小池修一郎

キャスト
涼風真世 / 山口祐一郎 / 鈴木綜馬 / 伊礼彼方 / 初風諄 他



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11月25日マチネ

25マチネ

・涼風エリザ
『僕はママの〜』でルドルフに取られた手をすっとすぐに引いたのがきました。母上ひどい…。その酷さがエリザベートぽい。二幕エーヤンの歌詞がちゃんと聴き取れるのが嬉しいです。『私が踊る時』はちょっと男声すぎる気もする。『私だけに』の最後のポーズはもうあれで完成形なんですかね。外郎売でも始めるのかな、と思ってしまいます。あそこ絶対に演出の直し入ると思ったのに。

・伊礼ルド
『HASS』の時、センター後方から民衆に向かってオフマイクでたぶん「何で」って力無く呟いていて。それが悲しすぎて涙腺がぶっ壊れました。集団に対峙した時の個の無力さとか、自分の言葉が相手に届かないこととか、ルドルフの悲しみが全部「何で」に入っているような気がして。でも、マイク入ってなかったから本当は何て言ったかわからないんですけど。『父と息子』からマイクポンポン言わせてたけど、前方席だったのであんまり影響は無かったです。『闇広』前の「なぁ」と僕はママの〜後の「ママも僕を〜」の消え入りそうな声にはびっくりしました。中日の死にそうも無いルドルフはもう消えてしまったようです。でも今日のマイヤーリンクは割と抗ってたような感じもしました。その日の気持ちの入り方でだいぶ芝居の変わる人なのかもしれないけど、それがカチッと合うと物凄く胸を打たれます。

・TDs
一人が部分休演と聞き、出番の度に脳内点呼してしまいました。二幕ほとんど出てない、かな。気になるダンサーさんがいるのですが、5列目からでも確認できず!あの化粧は見事に個を消している。

・オケ
指揮の塩田さんは振りが全体的に早い気がします。『私だけに』って最初あんなに走らない方がいいと思うんだけどなぁ。カフェのテンポは気持ち良いんですけども。塩田さんは華やかで速いテンポの曲は合うんだけど、じっくり聴かせる曲の緩急のつけ方はあんまり好みじゃないです。
posted by a.k.a. | 14:49 | elisabeth 08-09 | - | - |
エリザベート
エリザベート

東宝ミュージカル

東京 帝国劇場
2008年11月3日(月)〜12月25日(木)

脚本・歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽 シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞 小池修一郎

キャスト
朝海ひかる / 山口祐一郎 / 石川禅 / 浦井健治 / 寿ひずる 他




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12月17日マチネ

・朝海エリザ
やっぱり一幕『パパみたいに』は鬼門かなあ。二幕は『精神病院』のラストがフラット気味になる以外は結構好きです。TDsにリフトされる時の体の使い方が凄く綺麗でうっとり。結婚式の「はい」って声、その場で生声サンプリングして使えないのかしら。涼風さんも朝海さんも毎回声が違って気になる。同じ高さの声が出せないなら生声でループさせて欲しいです。よくわかんないけど、ライブとかでKORG使って生音その場でループさせたりするでしょ。そうゆうのすればいいのに、と思いました。よくわかんないけど。

・山口トート
ちょっと声がザラついてたような気が。ロングトーンの伸びも今ひとつ。 山口さんに限らず今日は全体的に抑え気味だと思ったらスピーカー壊れてたようです。いつの間にか普段の音量になってたけど。治るまで指揮の塩田さんがちらちら振り返ってました。

・石川フランツ
「却下」の棒読み具合がゾフィ様に言わされてる感じで良かった。カテドラルの戴冠式で何かに躓いてたような。ひょこん、と跳ねててびっくりしました。シルエットなので何があったのかはわからず。悪夢はやっぱり凄い。

・浦井ルド
浦井さんって子供がそのまま大きくなったようなひたすら真っ直ぐな歌声で、『僕はママの〜』みたいな曲だと特にその真っ直ぐな歌い方が合う。石川フランツはvs伊礼ルドと態度が違って面白い。浦井ルドに対しては厳しくなりきれない感じがします。

・ルキーニ
ヤスリを受け取って緑色になった舌を出すところ、いつ口に含んでるのかここ2,3回ずっと気にして見てるんだけどわかりません。捌けた時に含んでるのか、後ろ向いた時に含んでるのか。西洋で緑は異形の象徴というイメージだったけど、悪魔とか死と直結するイメージもあるそうで。ふむふむ。ウィーン版の衣装に緑の蔦のようなものが巻きついてるのはそういう訳なのかな。
http://en.wikipedia.org/wiki/Green
posted by a.k.a. | 18:50 | elisabeth 08-09 | - | - |
エリザベート
 エリザベート

東宝ミュージカル

東京 帝国劇場
2008年11月3日(月)〜12月25日(木)

脚本・歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽 シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞 小池修一郎

キャスト
涼風真世 / 山口祐一郎 / 鈴木綜馬 / 伊礼彼方 / 初風諄 他



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12月24日ソワレ・前楽

・涼風エリザ
『パパみたいに』の側転前、「弟たちとは〜」辺りから気合入れてたのか、剣心になってたでござる。少女時代の芝居は無理に若さを出さなくなってだいぶ自然に見えた。元から顔の作りは可愛らしいし声も若い方なので、あれぐらいがちょうどいいです。『私だけに』のラストが尻上がりになったのが気になったけど、『精神病院』とルド葬式の芝居が凄く乗ってて好きでした。特に葬式はなりふり構わず泣き叫んでて引き込まれた。ところどころ演歌っぽくてハッとしたけど。今日みんな暑苦しくて王家というより昼ドラで、それはそれで纏まってて気持ちよかったです!最後、『愛のテーマ』でトートの胸にぽふっと埋めた顔を上げて「泣いた笑った〜」ってとこは凄く可愛かったー。何度も言うけど見た目が充分に可愛らしいので、ぶりぶりした芝居よりも強さを出したほうが皇后っぽいと思いました。そういえば、結婚式で客席側に向ける時に見える手が凄く綺麗。細くて小さくてうっとり。

・鈴木フランツ
鈴木さん見るたびに動物のお医者さんの「だってコワイじゃないか目を三日月にしちゃってよ」って台詞を思い出します。蛇とか猫みたいな、あの三日月が縦長になってる目をしている気がする。あの目が皇帝の非人間的な感じを出してて凄くハマってると思います。コンサバティブな生き方を叩き込まれて機械みたいに仕事してる感じ。人間的にどこか壊れてるように見えてドキドキする。話すように譜割を少し崩しながらも言葉尻で無理なくテンポを合わせる歌い方が好きです。いちいちノーブルで素敵。涼風・鈴木・伊礼ファミリーはみんな違う星の生き物っぽいです。話してるんだけど言葉が通じなくてすれ違って、みたいな。その破綻ぷりが何か見てて面白い。

・伊礼ルド
棺桶から出てきた瞬間から額に汗かいてたような。降臨した閣下の足元でウゴウゴしてる時のうっとりした表情が良かった。石川フランツには喧嘩売ってるみたいな「お早うございます皇帝陛下」の言い方だけど、鈴木フランツには少し控えめなツン具合。破られた新聞を拾って握り締めた左手が怒りでワナワナ震えてた。10月のトークショーで「むかついて殴りそうになった」って言ってたのもわかる気がします。あのビリビリ、ポイッて仕草はカチンとくる。鈴木さんに引っ張られて凄く張り詰めたテンションでの父と息子は見てて緊張しました。お互いに溜め気味の歌い方でピリピリ。独立運動は前回無かった「違う!」の手の動きが復活してて良かったです。そういえば闇広イントロで答えてくれない民衆に軽く手を上げて何でっていう仕草も良かったなー。トートに突き飛ばされる時「ひっ」て言ってて。顔を見たときの喜びとは別に恐れる気持ちも僅かに残ってるのかな。劇中劇って捉え方が難しい。ゾンビ達が裁判官の前で演じてる筈で。基本的には巻き戻されたように正確に演じてるけど、死ぬところとかでふと恐怖を思い出して、みたいな?カフェで新聞読みながら頭を抱えた手をスッと下ろして後ろのトートに操られて立ち上がる動作も流れるようできれいだった。ダンスは日進月歩。TDsのリフトに身を任せきれてない感じがします。『僕はママの〜』は「打ち明けるよ」で前に出てきた時に泣いてて、高音部が震えてたけど、あれはグッときました。涼風さんが優しく頬を撫でてからスッと拒絶するのが残酷。今まで見た中で一番可哀想だった。マイヤーリンクは人間的に壊れちゃったルドルフでした。TDsに囲まれて顔を歪めて抵抗して、振り回されてからは驚愕・苦悩、突き放されて笑顔。両腕を取られて起こされた時は無表情。感情の起伏が激しすぎてゾワゾワきた。最後はうっとりした表情。気迫に満ちてました。悪夢で皇帝の後姿を少しの間じっと見てる姿は何か訴えてくるものがあります。あ、ミルクの汚しファンデが凄かった。右頬にべったり塗ってて。何したらそんなに汚れるんだ、と。しかし、あのシーンは皇帝の側近たちもバイトしてて不思議です。

・そーまルド
顔パンパンになっててびっくりしたー。どうしたのこの子。幸せならいいんだけど、ちょっと尋常じゃない太り方でした。『我ら息絶えし〜』のダンスは子ルドの中 で一番好きです。目を見開いてフラフラしてるのが凄く上手い。そういえば、棺桶から子ルドと青年ルドが一緒に出てくるのって何故なのでしょう。子供時代に トートと会った時点でルドルフの一部は死んだのかな、とか色々考えてみたけどどうもしっくりこない。ルドルフも子供時代に木から落ちて仮死状態になったと 何かで読んだような。そこでやっぱりルドルフの一部が死んでるとか?まぁ単に和声の問題でトレブル使った方が幅が出るってのがあるんだろうけど。今日の そーまくんは無理に高音出してた気がする。単に体調悪いだけなのかな。変声期ならちょっと残念です。トレブルっ てソプラニスタとも違う独特の魅力があると思うので。子供の声まじやばい、と。

・高嶋ルキーニ
2幕『エーヤン』の豊かな声量には鳥肌立ちました。この曲は涼風エリザと山口トートだとビシッと締まって気持ち良いです。後半の管楽器が速吹きを派手に外してて残念。青年ルドルフのことを悲しげな顔で見つめてるんですね。他のシーンは大体ヘラヘラしてるだけに印象的。悪夢はTDsの振りが大好きで出てくるとそっち見てしまうんだけど、上手の方で目を逸らす皇帝をしつこく何度も振り向かせてる。酷いなぁ。技巧的だし丁寧なルキーニだとは思うんだけど、その分、小悪党的な小物感に欠けるような。橋本さとしさん辺りでも見てみたいです。
posted by a.k.a. | 23:56 | elisabeth 08-09 | - | - |
エリザベート
エリザベート

東宝ミュージカル

大阪 梅田芸術劇場
2009年1月8日(木)〜2月2日(月)

脚本・歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽 シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞 小池修一郎

キャスト
涼風真世 / 武田真治 / 石川禅 / 伊礼彼方 / 初風諄 他


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1月25日(日)ソワレ

※ちょっと時間が経っているので終演後に残したメモを見ながら。


・側転
起き上がるときに後ろ髪をファッサーとやる仕草が勇ましい。乗馬ポーズも朝海シシィが手綱を引くだけなのに対して、涼風シシィは跨ってムチ入れてるという。

・デブレツィン旗
勢いよく走り出てきた伊礼さんの旗がめくれ上がっていて、なるべく目立たないようにフリフリして戻していた。ドキドキしました。

・ダンサーズ
東京公演から凄く気になってる人がいるんだけど、東山さんかな?とても綺麗な動きの人がいるんだけどやっぱりあの衣装と化粧で確信が持てず。馬車を引くときに上手側にいる人の足も良い。近くで見ると手足が空を切る音とか聞こえて良いです。名古屋は靴音が気になったけど東京から気にならなくなったような。板の違い?靴の違い?

・石川フランツ
伊礼ルドが相手だと石川フランツが凄くわかりやすく熱いのが好きだったけど、この日はお互いに表面温度が低いように感じた。皇帝の義務の「却下」は言わされてる感が好きです。石川さん初見の母が、「化粧濃くて宝塚の人みたい」って言ってて笑った。たしかに!メイクの決まり具合が半端無い。

・『HASS』〜『闇が広がる』
民衆を振り向かせようとしてできなくて、両手を肩まで上げてオーマイ的なポーズをした時はくすぐったく思いました。「なぁ」はもう叫ばなくなって弱弱しい感じ。

・『独立運動』
「違う」の手の動きが進化して、エルマーの手を振り払う動きに。ダンスは4拍目までのキレの良さとターンのシュッとした感じが良かった。後半の動きもあんまり面白くなくなってたから良くなったんだと思います。踊れない人、と思って見てると、踊れてるんだか踊れてないんだかよくわからない。表情も段々と威厳が表れてきたような。

・武田トート
8月ぶりに見たけど凄く良くなってた。一幕ラストの三重唱も前は殆ど聞こえなかったのに、綺麗に出てた。ロングトーンの叫び声が聞き苦しいのが難かな。割れ気味の声で伸ばして相手の声をかき消して汚いハーモニーにしてしまうところが何箇所か。ドクトルのシーンでベッドに横たわって興味ないよーって感じで髪の毛をいじったり、細やかな芝居が好みでした。闇広リプライズでルドルフが腰にしがみついてくるところ、身長の対比がおかしくて、このまま冒頭の子ルドとルキーニのように肩に担がれるんじゃないかと思ったり。伊礼さんが足開き気味で立って身長を低くしてるのはアレですか、バランス考えてのことですかそうですか。

・『悪夢』
本当ここ誰を見るか迷う。自分で首絞めてるフランツか、お立ち台上のトートか、ダンサーズか。伊礼さんは下がり眉のせいか、立ってるだけで何となく物悲しい顔なのが良い。悲しんでるような怒ってるような表情。
posted by a.k.a. | 02:26 | elisabeth 08-09 | - | - |
エリザベート
エリザベート

東宝ミュージカル

大阪 梅田芸術劇場
2009年1月8日(木)〜2月2日(月)

脚本・歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽 シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞 小池修一郎

キャスト
朝海ひかる / 武田真治 / 鈴木綜馬 / 伊礼彼方 / 寿ひずる 他


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1月26日(月)マチネ


※ちょっと時間が経っているので終演後に残したメモを見ながら。


・武田トート
前日が特別調子良かったのかな?って感じるぐらいの出来だったけど、この日も凄く良かった。大阪来てから安定してるのかな。『最後のダンス』のラストが安定してくれるといいんですけどねえ。武田トートは結構いつもあらぬ方向に視線行ってて舞台上の誰ともあんまり目が合ってないのがイルな感じで楽しいです。「お前の〜」とか言いながら顔は客席、とか結構ある。武田トートの日はトートの印象が凄く強いです。

・新太ルド
新太くん歌上手いなー。子役だから、ってゆうの抜きにして感心しました。ビブラートがとても綺麗。お芝居も上手で、しっとりとした気分になりました。ダンスは颯眞くん、話し声は力斗くん、歌と芝居は新太くん、と思って見てます。

・伊礼ルド
父と息子で鈴木フランツがポイッとした新聞を立ち位置変わるときにフランツが踏んでて、それをしゃがみ込んで拾う時の伊礼ルドの顔がピキピキしてて、おお怒ってる…!ってのがよくわかりました。『独立運動』のダンスって、今更ながらよく出来てる。革命家と踊ったあと、トート側に吸い寄せられてダンサーズ寄りの振り、また革命家の方に戻ってきて一緒の振り。自らの意思で動いてるのかトートに踊らされてるのか、ってゆう心の揺れを表してるのかなと、思いました。半年近く見て、ここにきてやっとです。両手で上着の裾をギュッギュッと直すのは無意識ならほんとに可愛い癖だからやめてほしいです。その裾ぜんぜん乱れてないよ。
posted by a.k.a. | 02:35 | elisabeth 08-09 | - | - |
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